外来について

CKD(慢性腎臓病)の方が対象で、患者さんには外来前に蓄尿していただき、ふだんの血圧や食事内容を記載したものをお持ちいただきます。

CKDの進行を遅らせ、腎機能を保つために、医師だけでなく、看護師や栄養士等のコメディカルもチームとして一緒にかかわり、生活習慣や食事等を見直し、包括的に指導させていただく外来です。

症状

腎臓はかなり病気が進行するまで症状が出ません。症状が出たときにはもう透析が必要という方もいらっしゃいますので、定期的な尿検査や血液検査をお勧めします。

尿蛋白が+以上の方、尿潜血と尿蛋白がともに陽性の方、血清クレアチニンが高値の方、推定糸球体濾過量(eGFR)が60未満等の検査データ異常の方、むくみがある、血圧が高い、動くと息切れがするなどの症状をお持ちの方は腎臓病の可能性がありますので、腎臓内科の受診をお勧めします。

治療方法

腎臓病は治らない病気とのイメージが強い方もいらっしゃると思いますが、初期のころから適切に治療すると、進行を抑えられる方もいらっしゃいます。

具体的には、禁煙、節酒、体重コントロール等生活習慣の見直し、高血圧の治療、塩分、蛋白制限等の食事管理、コレステロール管理等、多岐にわたります。

外来(診察日、診療時間)

月曜日の午後2時~3時

予約方法

まずは腎臓内科を受診し、CKD外来にかかりたい旨を担当の医師に相談してください。蓄尿の検査や、食事内容の記載、家庭血圧をつける等、CKD外来の前にお願いしたいことがあります。直接予約することは現時点ではできません。