医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)
◆集計期間内に退院した患者さんを年齢階級別(10歳刻み)に集計したものです。◆年齢は入院日時点を基準にしています。
年齢構成の特徴として、70歳以上の高齢の方が半数以上(71.2%)を占めています。特に80歳代が最も多い年齢層となっています(31.1%)。地域完結型医療の充実に向けて緩和ケア病棟や地域包括ケア病棟を完備しており、主に高齢の患者さんへの地域医療に貢献しています。
◆各診療科別に患者数の多い診断群分類(DPCコード)について、患者数や平均在院日数を集計しています。 ◆DPCコードとは・・・当院は、DPC請求方式を採用しており、一入院ごとに「最も医療資源を投入した病名」+「診療行為」+「副傷病」に基づいたDPCコードを付与しています。 ◆同じ疾患に対し複数の診療科で診療を行った場合も、最終的に退院した時点の診療科で集計しています。 ◆患者数が10名未満の場合は、プライバシー保護のため掲載しておりません。
誤嚥性肺炎や尿路感染症の患者さんが多くなっています。 当院は平成28年11月から地域包括ケア病棟を導入し、在宅復帰に向けてリハビリ等を提供する病棟として、急性期の病棟よりも長めに入院できるところが特徴です。 上位5つのDPCコードいずれにおいても平均年齢は75歳を超え、平均在院日数は全国の平均と比べて長くなっています。
全身性自己免疫疾患の患者さんが最も多く入院しています。次いで、誤嚥性肺炎や関節リウマチなどの患者さんの治療を行っています。 ※「病院情報の公表」の集計条件に基づき、患者数が10未満の数値の場合は-(ハイフン)の表記にしております。
ヘルニアや大腸ポリープ等に対する手術入院の患者さんが多くなっています。 結腸がんの手術入院の受け入れもしており、地域がん診療連携拠点病院として近隣病院と連携をとりながら診療しています。
股関節・大腿近位の骨折に対する手術入院が最も多く、次いで骨軟部腫瘍の手術入院、膝関節症の人工関節再置換術の順に患者さんを多く受け入れています。 整形外科では、内科同様に急性期の病態を脱した患者さんに対して、地域包括ケア病棟で丁寧なリハビリテーションを提供しています。
白内障への水晶体再建術を行う患者さんが最も多いです。当院の平均在院日数は3.00日であり、2泊3日での退院がほとんどです。
扁桃、アデノイドの慢性疾患の患者さんが最も多いです。 ※「病院情報の公表」の集計条件に基づき、患者数が10未満の数値の場合は-(ハイフン)の表記にしております。
当科では膿皮症の患者さんが最多の33名でした。本表で表示している3つのDPCコードは昨年も同様に上位3つのコードであり、当院の特徴として膿皮症や帯状疱疹、皮膚の悪性腫瘍の患者さんを多く担当していることが挙げられます。※「病院情報の公表」の集計条件に基づき、患者数が10未満の数値の場合は-(ハイフン)の表記にしております。
前立腺の悪性腫瘍に対する針生検の検査入院が最多の92名となっています。 近年では水腎症や上部尿疾患に対する手術件数が増加傾向にあります。上位5位いずれのDPCコードにおいても全国平均在院日数と比べて当院の平均在院日数は短くなっており、早期の退院を実現しています。
子宮の良性腫瘍に対する子宮全摘術が最多となっています。その他、女性性器のポリープの疾患等の手術入院の患者さんを多く受け入れています。上位2つのDPCコードにおいては当院の平均在院日数は3日前後となっており、早期の退院と実現しています。 ※「病院情報の公表」の集計条件に基づき、患者数が10未満の数値の場合は-(ハイフン)の表記にしております。
肺の悪性腫瘍に対する生検入院が最多で51名となっています。次いで、間質性肺炎、誤嚥性肺炎となっています。誤嚥性肺炎については当科においても多くの患者さんを診ていますが、患者数が多いため内科全体で治療にあたっています。
当科では心不全や狭心症の患者さんを多く診療しています。高齢の患者さんが多く、平均年齢はいずれのDPCコードにおいても75歳を上回っています。当院ではCCU(循環器疾患集中治療室)を有しており、重症な患者さんも受け入れ、あるいはカテーテル治療を行う体制を整備しています。
糖尿病患者に対するインスリン製剤を用いた治療を多く行っています。糖尿病の教育指導から合併症の治療まで、他診療科と連携しながら診療にあたっています。 ※「病院情報の公表」の集計条件に基づき、患者数が10未満の数値の場合は-(ハイフン)の表記にしております。
内科同様に、誤嚥性肺炎や尿路感染症、心不全などの高齢の患者さんに多い疾患の診療実績があります。当科でも慢性腎不全の治療も行っていますがDPCコード別にみると患者数が分かれてしまうため、本表では4位にとどまっています。当科では腎臓病の初期から末期に至るまでの診療に取り組んでいます。
内視鏡による大腸ポリープを切除する患者さんを多く診療しています。次いで、憩室性疾患、胃の悪性腫瘍となっています。いずれも平均年齢が70歳を超える高齢の患者さんが多い傾向にあります。必要に応じて消化器外科を含めた他診療科と連携をとりつつ、薬剤師や栄養士などの各医療専門職とチーム医療で診療にあたっています。
乳房切除術の患者を多く診療しています。DPCでは、術式別に分かれており、当院では腋窩部郭清を伴わない手術を実施する患者さんが最も多くなっています。 ※「病院情報の公表」の集計条件に基づき、患者数が10未満の数値の場合は-(ハイフン)の表記にしております。
※1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
◆集計期間内に退院した5大がんの患者を、UICCのTNMから示される病期分類ごとに集計しています。 ◆延べ患者数を数えているため、集計期間中に繰り返し入退院を行った場合は、入院回数分をカウントしてます。 ◆最も医療資源を投入した病名が疑い病名の患者は、除外して集計しています。
初発癌については、乳癌の患者数が最も多く、次いで大腸癌、肺癌が多くなっています。再発については、肺癌が他の癌と比べて最も多くなっていますが、これは化学療法などの治療のために繰り返し入院されている方の影響によるものです。 ※「病院情報の公表」の集計条件に基づき、患者数が10未満の数値の場合は-(ハイフン)の表記にしております。
◆入院契機病名および最も医療資源を投入した病名のICD10コードが、J13~J18の患者を対象に、重症度ごとの患者数等を集計しています。 ◆ICD10コードが、J13~J18とは、以下の病名を指します。 J13:肺炎レンサ球菌による肺炎、J14:インフルエンザ菌による肺炎、J15:細菌性肺炎、、 J16:その他の感染病原体による肺炎、J17:他に分類される肺炎、J18:病原体不詳の肺炎 ◆「成人市中肺炎」における「成人」とは、20歳以上を指します。 ◆「成人市中肺炎」における「市中肺炎」とは、普段の生活の中で罹患した肺炎を指します。 ◆重症度は市中肺炎のガイドラインによる重症度分類システム(A-DROP)により分類しています。5点満点で1項目に該当すれば1点、2項目に該当すれば2点。 1.男性70歳以上、女性75歳以上 2.BUN 21mg以上または脱水あり 3.酸素飽和度90%以下 4.意識障害あり 5.血圧90mmHg以下 ※ただしショックがある場合は超重症に分類
重症度の考え方は、重症度分類システム(A-DROP)の5項目が1つも該当しなければ軽症、1項目または2項目が該当すれば中等症、3項目該当が重症、4項目または5項目該当は超重症という学会の診療ガイドラインに則しています。 当院で最も患者数が多いグループは中等症グループで、平均在院日数は16.53日、平均年齢は80.39歳です。 ※「病院情報の公表」の集計条件に基づき、患者数が10未満の数値の場合は-(ハイフン)の表記にしております。
◆脳梗塞の患者数や平均在院日数等を集計しています。
患者数は16名で、平均在院日数は33.4日、転院率は18.8%となっています。 転院とは、身体機能の回復のために他の医療機関で集中的なリハビリ等を行う場合や、退院後に当院への通院が困難で、他の医療機関での入院を継続されることを指します。 ※「病院情報の公表」の集計条件に基づき、発症日による区分けはせず、合計値として記載しております。
◆診療科別、手術の術式ごとに平均術前日数、平均術後日数等を集計しています。 ◆一入院中に複数の手術を行っていても、主たる手術のみをカウントしています。 ◆退院診療科を基準に集計しているため、この集計での診療科が、必ずしも手術実施診療科とは限りません。 ◆輸血や創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術などの軽微な手術は集計対象外としています。 ◆術前日数は、入院日から手術日まで(手術日当日は含まない)の日数、術後日数は手術日(手術日当日は含まない)から退院日までの日数を指します。 ◆患者数が10名未満の場合は、プライバシー保護のため掲載しておりません。 ◆外科では大腸ポリープ切除や鼠径ヘルニア手術、胆嚢摘出術を多く実施しました。 最多の内視鏡による大腸ポリープ切除術では平均術後日数が0.58日となっており、術後は短期での退院を実現しています。
◆整形外科では骨折観血的手術の実施患者が70名と最多で、次いで人工骨頭挿入術、人工関節置換術となっています。外傷や整形外科の一般診療のほか、膝関節疾患や股関節疾患等の慢性疾患に対しても診療も積極的に行っています。他診療科と比較して平均術後日数が長い傾向にありますが、これは手術後にリハビリを実施する影響によるものです。
◆眼科では水晶体再建術眼内レンズを挿入する場合その他のものが最も多く、実施患者は95名でした。 ※「病院情報の公表」の集計条件に基づき、患者数が10未満の数値の場合は-(ハイフン)の表記にしております。
◆皮膚科では皮膚の悪性腫瘍に対する切除術が最多となっています。 ※「病院情報の公表」の集計条件に基づき、患者数が10未満の数値の場合は-(ハイフン)の表記にしております。
◆泌尿器科では経尿道的尿管ステント留置術の実施患者さんが139名となっています。 悪性腫瘍への手術件数も多く、4位の腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの)とはダヴィンチという手術支援機器を使用して行った手術で多くの手術実績があります。体に負担が少ない最先端の医療提供に積極的に取り組んでいます。
◆婦人科では子宮筋腫の摘出術を最も多く実施しています。当院では婦人科疾患全般を対象に診療していますが、安全性を重視した低侵襲な手術治療を提供し、短期入院での治療を目指しています。 ※「病院情報の公表」の集計条件に基づき、患者数が10未満の数値の場合は-(ハイフン)の表記にしております。
◆循環器内科では経皮的冠動脈ステント留置術その他のものが最も多い手術です。この手術はPCIとも呼ばれ、心臓カテーテルを用いる手術となっています。 当院はCCUを有しており、重症な患者さんや緊急で入院を要する患者さんの受け入れを積極的に行っています。 ※「病院情報の公表」の集計条件に基づき、患者数が10未満の数値の場合は-(ハイフン)の表記にしております。
◆腎臓内科ではシャント造設術の実施患者さんが最多となっています。 ※「病院情報の公表」の集計条件に基づき、患者数が10未満の数値の場合は-(ハイフン)の表記にしております。
◆消化器内科では内視鏡による手術を幅広く実施しており、最も多い手術は大腸ポリープ切除となっています。
◆乳腺外科では、乳がんに対する切除術を多く実施しています。最も多い手術は腋窩部郭清を伴わない乳房部分切除術で、平均術前日数は0.98日、平均術後日数は1.96日と短期での退院を実現しています。 ※「病院情報の公表」の集計条件に基づき、患者数が10未満の数値の場合は-(ハイフン)の表記にしております。
◆この指標は、医療の質の改善に資する指標として、播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌症、処置・手術等の合併症について、患者数および発生率を集計しています。◆「入院契機が同一」とは、入院時傷病名と退院時傷病名が同じで一入院を通してその治療に専念し、診療報酬算定請求も同じ病名でなされた場合を指します。「異なる」は、入院中の病態の変化により、入院時傷病名と、最も医療資源を投入した傷病名が異なる場合を指します。
◆敗血症は特定の細菌が血液中に入り、細菌感染が全身性に炎症を起こし重篤な疾患の一つです。◆手術・処置等の合併症とは、カテーテル挿入後の感染や股関節症等の関節の緩みのように、初回治療後の長年の経過により引き起こされているものを指します。 ※「病院情報の公表」の集計条件に基づき、患者数が10未満の数値の場合は-(ハイフン)の表記にしております。