基本理念
川崎市立井田病院は、自治体病院として、市民に信頼され、市民が安心してかかれる病院づくりを目指します。
運営方針
- 川崎市立井田病院は、公立病院として地域住民の医療の要望に応えます。
- 地域の病院や診療所とのつながりを大切にします。
- 生活習慣病を中心とする専門性の高い医療を行います。
- 市内唯一の結核病棟を有する病院としての充実した機能の整備に努めます。
- 地域におけるがん診療拠点病院としての役割を果たします。
- 緩和ケアと在宅療養支援を柱に、地域包括ケアシステムを進めます。
- あらゆる災害に対応できる病院としての役割を果たします。
- 急に具合が悪くなった方のために、救急医療の体制の強化に努めます。
- 井田山の美しい自然環境を活かし、ボランテイア活動を通じて、地域の医療と文化のより所となります。
- 医療従事者のより良い研修の場となるように、職員各人が医療水準の向上に努めます。
- 病院経営の健全化に努めます。
診療方針
- 温かい心、やさしい手、確かな技術を提供します。
- 患者さん中心のチーム医療をすすめます。
患者さんの権利と責任
川崎市立井田病院では、「市民から信頼され、安心してかかれる病院づくり」の理念のもとに、質の高い医療の提供とサービスの向上に努めています。そこで、最善の医療を行うために、「患者さんの権利と責任」を明記し、その実現にむけて、市民の皆さまとともに歩んで行きたいと思います。
- 患者さんは、川崎市立井田病院で公平かつ最良の医療を受ける権利があります。
- 患者さんは、病院での診療結果、治療の方法、予想される危険性、医療費など診療内容について、十分な説明や情報の提供を受ける権利、すなわち知る権利があります。
- 患者さんは、十分な説明を受けたうえで、ご自身の意思で治療法を選択してください。そのために、カルテを含む診療情報の開示やセカンド・オピニオン（別の医師または別の医療機関の意見）を求める権利があります。
- 患者さんには、法により必要とされるものを除き、ご自身の情報を承諾なしに第三者に開示されない権利があります。
- 医療は患者さんと医療提供者がお互いに信頼しあい、協力して行っていくものであり、患者さんに求められる次のような責任があります。
ア.ご自身の心身や生活の情報について、医療提供者に出来るだけ正確に知らせる責任があり、
また、ご自身の病気や医療について十分に理解するように努力する責任があります。
イ.他の患者さんが医療を受けるための妨げにならないよう、社会的なルールや病院内の規則に従い、
病院職員の指示を守る義務があります。
患者さんへのお願い
当院は質の高い医療を提供するとともに、明日の医療を担う人材を育成しています。つきましては、次のことについてご理解とご協力をお願いいたします。
- 医療の質と向上を目的として調査・臨床研究を行い、得られた結果は個人情報が特定されないかたちで公表しています。
- 教育研修病院として、研修医、看護師をはじめとする医療従事者の研修、あるいは学生の臨床実習を行っています。