臨床研修病院としての理念

  1. 市民が安心して暮らせるように、プライマリ・ケアを学びます。
  2. 地域医療を担う医師として、人格の涵養に努め、全人的な医療を行います。
  3. 病と共に生きる患者さんや家族に寄り添い、チーム医療を実践します。

臨床研修病院としての基本方針

  1. 基本的な医療に忠実であるとともに、最新の研究成果や技術の習得に貪欲であること。
  2. 思いやりと誠実を持って患者さん及びその家族に向き合い、充分なインフォームド・コンセントを行いその権利を重んずること。
  3. 医療に関わるすべての職種・同僚に尊敬と感謝を持って接しチーム医療を行うこと。
  4. 診療に伴う困難な問題を放置せず指導医等とともに解決に努力すること。

川崎市井田病院と臨床研修の特徴

  • 良好なアクセス
     東急東横線・目黒線日吉駅から徒歩圏内にありながら、緑豊かな高台という環境に恵まれています。平成25年に新病院が一部開院し、平成27年にはフルオープンしました。アクセスが良く、東京・横浜・川崎のどの研究会・講演会にも勤務終了後に気軽に参加できます。
  • 異質な2つの病院での研修体験
     井田病院での研修は、目の行き届く人数である利点を生かし、家族的な雰囲気の中で、個別習熟度に応じて進めています。一方、協力病院である川崎病院は700床以上の病床を持ち、救命救急センターで三次救急を担う川崎市南部地域の基幹病院です。井田病院で行えない小児科などの選択必修科目の研修を行い、多数の症例を経験できます。異なる性格の病院での研修を経験できることは、今後医療の幅を広げることにつながることでしょう。
  • 地域がん診療連携拠点病院としての診療
     井田病院は、聖マリアンナ医科大学病院、関東労災病院と並び、川崎市に3病院しかない地域がん診療連携拠点病院です。講演会などの啓発活動を通じて予防医学に取り組み、早期発見を目指してがん検診を行い、発見されたがんには全力で治療を行います。
  • 最期までがんの患者さんを支える~緩和ケア病棟でも、在宅でも~
     平成10年に全国に先がけて緩和ケア病棟を開設しました。数多くの施設ケアを行うとともに、24時間体制で、看取りも含めた在宅緩和医療を行っています。終末期における肉体的・社会的・スピリチュアルな、様々な痛みを全て受けとめ、その緩和ケアを行えるように学んでいきます。
  • 地域に密着した医療
     地域に暮らす皆様の健康を守るため、地域医療に必要なプライマリ・ケアの診療能力を在宅医療も含めて身につけていきます。
  • 多くの学会による教育研修病院
     当院は内科学会・外科学会をはじめ、多くの学会の教育病院等に認定されています。多様な疾病について専門医の指導を受けることができます。
  • 公正な選考による多くの大学からの受け入れ

     以前は後期研修医以降の専門医教育を行っていましたが、新臨床研修制度の開始時(平成16年度)より初期研修医教育に取り組んでいます。学科試験は行わず、面接や小論文などにより人柄、医療に対する姿勢、思考の論理性などを重視して選考しています。

     採用実績のある大学は次のとおりです。
    秋田大学、愛媛大学、香川大学、岐阜大学、京都大学、杏林大学、熊本大学、群馬大学、慶應義塾大学、高知大学、昭和大学、信州大学、順天堂大学、聖マリアンナ医科大学、千葉大学、筑波大学、東海大学、東京大学、東京医科大学、東京慈恵医科大学、東京女子医科大学、新潟大学、日本大学、日本医科大学、浜松医科大学、弘前大学、広島大学、北海道大学、山梨大学、横浜市立大学(五十音順)

  • 卒後臨床研修評価機構(JCEP)による第三者評価
     平成23年度から、研修プログラムや教育体制についてJCEPから認定を受けています。形成的評価を受けることで、研修環境を改善していきたいと考えています。

川崎市立井田病院初期臨床研修プログラム

基本的診療能力が身につくように、当院の特徴である在宅医療や救急医療を含め必修科目を68週ローテーションし、卒後臨床研修のコアカリキュラムを達成できるようにします。選択科目も36週ありますので、キャリアプランに応じた個別のプログラムを組み立てることができます。

また、進路を変更した場合には選択科目を変更することも可能です。

初期臨床研修プログラムの概要はこちら

<ローテーションの例>

ローテーションの例

研修医の御意見・御感想

初期研修医の御意見・御感想を研修プログラムや指導体制に反映させています。

研修医の御意見・御感想はこちら (PDF 80KB)

初期研修修了後の主な進路

川崎市立病院で引き続き後期研修を行う場合と、大学病院で研修を行う場合がほとんどです。

主な後期研修先は以下のとおりです。

川崎市立井田病院、川崎市立川崎病院、慶應義塾大学病院、東京女子医科大学病院、日本医科大学付属病院(五十音順)