症状

不整脈外来は脈の乱れにお悩みの患者様を対象にしております。不整脈は 頻拍性不整脈と徐脈性不整脈に大別され、頻拍性不整脈には上室性・心室性期外収縮、心房細動、上室性頻拍症、心室頻拍等が含まれ、徐脈性不整脈には洞不全症候群、房室ブロック等が含まれます。
下記の症状を認める場合不整脈の存在が疑われ、不整脈外来にてご相談していただければ幸いです。

症状 疑われる不整脈
時々出現する脈の欠滞 上室性・心室性期外収縮
突然始まり突然停止する動悸発作 一過性心房細動、上室性頻拍症、心室頻拍
動悸とともに自覚するめまい、息切れ 心房細動、上室性頻拍症、心室頻拍
めまい、眼前暗黒感、意識消失 洞不全症候群、房室ブロック

治療方法

不整脈が疑われる患者様には、12誘導心電図、ホルター心電図等で評価し、基礎心疾患の存在が疑われる場合は外来で心エコーにて評価します。
頻拍性不整脈(期外収縮、心房細動、上室性頻拍症、心室頻拍)の存在が確認され適応を有する場合、抗不整脈剤の内服にて治療を開始いたします。
抗不整脈剤による治療が無効で侵襲的検査・治療(電気生理学的検査、カテーテルアブレーション、植え込み型除細動器等)の適応がある場合、他院にご紹介申し上げます。
徐脈性不整脈の存在が確認され自覚症状を有し適応がある場合、入院の上ペースメーカー植え込み術の施行を考慮いたします。

外来

第2、4木曜日午後1時30分~4時に循環器科専門医の好本医師が不整脈外来を担当しております。受診希望の方は地域医療部か内科外来を通しご予約をしていただければ幸いです。